サマーソニック06
今年はサマーソニック(東京)に2日間通しで行ってきたので、いつもとは趣向を変えて簡単に感想を書いてみます(最近、新しいのをあまり聴けていないというのもありますが・・・)。
<1日目>
1日目はメインのマリンステージにずっといれば、観たいバンドがほとんど観られるというタイムテーブルになっていたので、ずっとマリンステージにいました。HAWTHORNE HEIGHTSとSTONE SOURは寝坊のためパスしてしまい、TAKING BACK SUNDAYの最後の曲からようやく会場入りしました。TAKING BACK SUNDAYは新作がかなり良かったので観たかったのですが、本当に最後の1曲だけだったため、もったいないことに「もっと観たかった」という感想しかありません。次にAVENGED SEVENFOLDですが、「まぁまぁ」という感じでした。カヴァーでプレイしたPANTERAの“Walk”の時が、1番盛り上がったような気がしました。次のZEBRAHEADは、「良かった」です。残念なことに雨がかなり降ってきてしまったので、スタンドから観たのですが、“Playmate of the Year”は何回か前のサマソニと同様に盛り上がって楽しかったです。次のHOOBASTANKも新作が良かったので楽しみにしてましたが、途中ヴォーカルのおばあさんが出てきてあいさつするというパフォーマンスもあり、楽しめました。次のDEF TONESは、かなりヘヴィで音としては好きな部類に属するのですが、楽曲があまり好みでないので「イマイチ」でした。最後のMETALLICAは噂どおりの3枚目アルバム「Master of Puppets」完全演奏が「かなり良かった」です。新曲も1曲披露(現時点の最新作「St.Anger」の延長上っぽい曲)され、おなじみの曲も大半は演奏されていたので、満足度は高いです。ただ、「Load」以降のアルバムからは“Fuel”だけしか演奏されていことに、バンドとしての停滞を感じさせられた気もします。
<2日目>
2日目も1日目と同様にメインのマリンステージが基本でしたが、寝坊して10YEARSとTHE ALL AMERICAN REJECTSを観逃してしまいました。特にTHE ALL AMERICAN REJECTSは大好きなので、けっこう後悔してます。次のFALL OUT BOYから観ましたが、これは「良かった」です。今年、唯一のメロディックパンクバンドとしてがんばってました。あとは必殺曲みたいなのが、あるともっと楽しくなるのになという感じです。次のLOSTPROPHETSは屋内ステージでやってるANDREW W.K.と天秤に掛けて観ることにしたのですが、個人的には「今年の1番」でした。ルックスや楽曲の良さがストレートに伝わってきた良いライブでした。やっぱり一緒に歌える良い曲を持ってるのは強く、もうちょっと観たかったです。次のMY CHEMICAL ROMANCEは、暴れるのに最適な勢いのあるバンドなので、これも「良かった」です。新曲も演奏していましたが、アルバムに期待が持てる感じでした。ここで今回はメインのトリであるLINKIN PARKを回避(DVDでライブを観たこともあったので)して、屋内ステージのTOOLを観に行くことにしました。超重量級の音で印象的なフレーズを繰り返し、ステージ上では怪(妖)しい映像(TOOLのビデオクリップと同じテイスト)が延々と流されているので、かなり麻薬的なクセになるライブでした。激しいと同時にわかりやすい楽曲が中心だったので、楽しめた反面、ちょっと物足りなさも感じましたが、軽くトリップできたので「良い経験」になったなと思います。
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