2005/6/21（年間通算１０２枚目）

STATIC-X

　　Start A War

ヘヴィロックバンドの４枚目。“Evil Disco”と自称しているようにエレクトロニクス度が少し高く、ノリの良い音です。デビュー当初と比べると、少し楽曲の勢いが落ちたような気もしますが、速い曲は攻撃性も兼ね備えていて魅力的。MINISTRYなどが好きな人におすすめ。

オフィシャルサイト：http://www.static-x.com/

2005/6/20（年間通算１００～１０１枚目）

DARK NEW DAY

　　Twelve Year Silence

ヘヴィロックバンドのデビューアルバム。幾重にも声が重なるコーラスが特徴的で、ダークかつポップな音楽性。楽曲の質の高さは新人離れしています。SEETHERに近い感じ（と思ったら一緒にツアーするようです）。ALICE IN CHAINS、TANTRICなどが好きな人におすすめ。

オフィシャルサイト：http://www.darknewday.com/

AS I LAY DYING

　　Shadows Are Security

メタルコアバンドの３枚目。メロディックデスの含有度が高く、メタル好きには聴きやすい音。前作にはあまりピンと来なかったので、かなり成長したなと思います。オズフェスト出演の合間を縫って、KILLSWITCH ENGAGEとSOILWORKとツアーをするようです。かなり勢いを感じます。

オフィシャルサイト：http://www.asilaydying.com/

2005/6/19（年間通算９８～９９枚目）

SEETHER

　　Karma and Effect

南アフリカ出身のヘヴィロックバンドの２枚目。基本的には暗い雰囲気が漂っていますが、曲作りが上手なので聴きやすいバンドです。この手の王道ヘヴィロックで生き残っているバンドはどれもレベルが高いですが、このバンドは楽曲の質の面で一つ抜けている気がします。古くはALICE IN CHAINS、最近ならGODSMACK、CHEVELLE、TANTRIC辺りが好きな人におすすめ。

オフィシャルサイト：http://www.seether.com/

FUNERAL FOR A FRIEND

　　Hours

メタル色の強いポストハードコアバンドの２枚目。スクリーモというイメージでしたが、このアルバムにはあんまりスクリームがありませんでした。前作発表後にIRON MAIDENとツアーしていたことからも、このバンドの方向性が見えるような気がします。あまりクセがなく、曲の出来も良いのでSTORY OF THE YEARなどが好きな人におすすめです。

オフィシャルサイト：http://www.funeralforafriend.com/

2005/6/18（年間通算９７枚目）

NO USE FOR A NAME

　　Keep Them Confused

パンクバンドの８枚目。疾走感とキャッチーなメロディが上手く混ざり合った曲が多く、聴いていると元気の出るアルバム。キャリアや世代が違うというのもありますが、多くのメロディックパンクバンドがどんどんエモへ接近している中で、スタイルを確立しているのはさすがだと思います。RIDDLIN' KIDS辺りが好きな人におすすめ。

オフィシャルサイト：http://www.nouse4aname.com/

2005/6/17（年間通算９６枚目）

DREAM THEATER

　　Octavarium

ヘヴィメタルバンドの８枚目。プログレメタルというジャンルを築いてきたバンドだけにこのアルバムも質の高い楽曲が並んでいます。全８曲ですが、どの曲にも独自の色があり、ハードな面もソフトな面も覗くことができます。このバンドとしては短めの曲が多いので（と言っても８曲目は２４分もありますが）、初めて聴く人でも取っ付きやすいと思います。

オフィシャルサイト：http://www.dreamtheater.net/

UNWRITTEN LAW

パンクがベースにあるロックバンド。奇妙なポップさを持っていて、一言で言い表せない音楽性です。

　　Here's to the Mourning

２００５年発表の５枚目。ミドルテンポ中心ですが、バラエティ豊かでポップな曲ばかりのアルバム。ダミ声のヴォーカルも影響して、ポップでも甘過ぎず、独特の雰囲気を醸し出しています。雑食なところや歌詞の聴き取り易さは、（音楽的にはちょっと違いますが）SUGAR RAYを彷彿させます。個人的にはかなり気に入っているので、ポップなパンクが好きな人におすすめ。

　　Elva

２００２年発表の４枚目。最新作と比べると、全体的な印象ではパンク要素が少し強く、ポップさは少な目ですが、一筋縄でいかない音楽性は同じです。曲ごとに表情がかなり違うので、飽きずに聴けるアルバムです。おすすめ。

オフィシャルサイト：http://www.unwrittenlaw.com/

2005/6/13（年間通算９５枚目）

FINCH

　　Say Hello to Sunshine

スクリーモバンドの２枚目。先進的でバラエティに富んだアルバム。前作の音や他のスクリーモバンドの音を期待して聴くと、きっと違和感を感じるだろうなと思います。THE USEDと目指す方向は違うようですが、ジャンルの壁を乗り越え、新たな音楽を創造していく力を持っている点では同様に評価できると思います。かなり強くおすすめします。

オフィシャルサイト：http://www.finchmusic.com/

2005/6/12（年間通算９４枚目）

AMBER PACIFIC

　　The Possibility and the Promise

メロディックパンクバンドのデビューアルバム。キャッチーな曲の多い高品質なアルバムです。脳天気な明るさではなく、エモに近い雰囲気を持っています。最近のバンドだと、FALL OUT BOY、THE STARTING LINE辺りが好きな人におすすめできます。

オフィシャルサイト：http://www.amberpacific.com/

2005/6/11（年間通算９２～９３枚目）

CORROSION OF CONFORMITY

　　In the Arms of God

ハードロックバンドの８枚目。基本は７０年代ロックですが、骨太な音と独特なグルーヴ感がクセになる男くさいバンド。アメリカでは結構人気があります。過去のアルバム「Wiseblood」にはMETALLICAのジェームズがゲスト参加した曲もあり、最近のMETALLICAに通じるところはあると思います。

オフィシャルサイト：http://www.coc.com/

WEEZER

　　Make Believe

パワーポップバンドの５枚目。ちょっと暗い雰囲気なのにポップな楽曲というバランスが良いです。先入観がなければ、かなり良いアルバムとして聴けると思います。そっくりな音楽というわけではありませんが、個人的にはENUFF Z'NUFFと似たイメージだと思ってます。

オフィシャルサイト：http://www.weezer.com/

2005/6/8（年間通算９０～９１枚目）

NILE

　　Annihilation of the Wicked

デスメタルバンドの４枚目。オリエンタルな雰囲気でアルバムは始まりますが、その後に襲い掛かってくる音の密度の高さは尋常ではありません。確実に間口は狭い音楽性ですが、激しさだけではなく、楽曲も練られたアルバムなので、普通のメタルコアバンドでは満足できない人におすすめします。

オフィシャルサイト：http://www.nile-catacombs.net/

IDIOT PILOT

　　Strange We Should Meet Here

ちょっと変わったポップバンドのデビューアルバム。基本はデジタルサウンドのゆったりとしたメロディ重視のロックなのですが、このバンドの特徴として「曲の流れを無視して、突然スクリームが割り込んでくる」というのが挙げられます。白昼に通り魔に襲われるみたいな感じで、他では中々味わえない感覚です。ちょっと珍しいので、良かったら聴いてみてください。

オフィシャルサイト：http://idiotpilot.com/

2005/6/7（年間通算８８～８９枚目）

BRUCE DICKINSON

　　Tyranny of Souls

IRON MAIDENのヴォーカリストによるソロアルバム。内容はヘヴィメタル以外の何者でもありません。声と歌い回しからどうしてもIRON MAIDENを思い出してしまいますが、楽曲は最近のIRON MAIDENよりも取っ付きやすい感じです。本当に上手いヴォーカリストで、個人的に大好きです。

オフィシャルサイト：http://www.brucedickinson.net/

ROSES ARE RED

　　Conversations

エモバンドのデビューアルバム。軽くスクリームっぽいものが入りますが、曲調は軽快で爽やかな印象が強いです。個性はそれほど強くありませんが、聴きやすさは高いレベルにあると思います。アルバムジャケットも好き。WARPED TOURに参加予定。

オフィシャルサイト：http://www.rosesareredmusic.com/

2005/6/6（年間通算８５～８７枚目）

GOTTHARD

　　Lipservice

スイスのハードロックバンドの８枚目。メロディックパンクのポップな爽やかさとは違う爽やかさのある楽曲ばかりで、ハードロックのアルバムとして完成度が高いです。バラードも何曲かあるので、和めます。HAREM SCAREMが好きな人におすすめしますが、多くの人に聴いてもらいたいと願ってます。

オフィシャルサイト：http://www.gotthard.com/

AMBRY

　　Holding on by the Blindfolds We Hide behind

エモ／スクリーモバンドのデビューアルバム。最初から最後までハイテンションなところは、MY CHEMICAL ROMANCEに通ずるものがあります。こういう躁病のようなバンドは個人的に大好き。元気を出したい時に聴くといいと思う。

オフィシャルサイト？：http://www.ambryrock.com/
レーベルのサイト：http://www.thedeathscene.com/

STILL REMAINS

　　Of Love And Lunacy

メタルコアバンドのデビューアルバム。少しメロディックデスが入った感じですが、楽曲にスピード感と破壊力があってかなり気持ち良いです。TRIVIUMと一緒に少しツアーをするようですが、どちらのバンドもメタル度が高いので相性が良さそうです。

オフィシャルサイト：http://www.stillremains.com/

2005/6/5（年間通算８２～８４枚目）

AUDIOSLAVE

　　Out of Exile

SOUNDGARDEN＋RAGE AGAINST THE MACHINEなハードロックバンドの２枚目。前作は個人的にあんまり気に入ってなかったのですが、今回のアルバムはかなり良いです。深みのあるヴォーカルと特徴的なギターを十分活かして、他のバンドでは表現できない世界を作り出しています。激しくもなく、ポップでもないですが、ロックが好きな人におすすめ。

①Your Time Has Come
③Be Yourself
④Doesn't Remind Me

オフィシャルサイト：http://www.audioslave.com/

GIZMACHI

　　The Imbuing

SLIPKNOTのメンバーのレーベルからデビューのヘヴィロックバンド。かなり器用なバンドのようで、様々なバンドの影響が窺えます。特定のバンドに似ているのではなく、「どこかで聴いたことがあるような感じ」というのが色々出てきます（１曲目の出だしは「ALICE IN CHAINS？」と思いました）。出来は良いと思うので、ヘヴィなバンドが好きな人におすすめ。。オズフェストのセカンドステージに出演予定。

オフィシャルサイト：http://www.gizmachi.net/

BREAKING POINT

　　Beautiful Disorder

ヘヴィロックバンドの２枚目。骨格は王道ヘヴィロックですが、ポップな曲調やメタル的な要素を加えているので、アルバム全体としては意外とバラエティが豊かです。印象はTHE EXIES辺りに近いと思いました。意外に掘り出し物。THEORY OF A DEADMAN、SUBMERSEDとツアー。

オフィシャルサイト：http://www.breakingpointmusic.com/

2005/6/4（年間通算７９～８１枚目）

THE STARTING LINE

　　Based on A True Story

メロディックパンクバンドの２枚目。前作はいかにもDrive-Thruという感じでしたが、今作ではパンク色が若干後退し、エモに接近している印象です。爽やかで明るい雰囲気。SIMPLE PLANやGOOD CHAROTTEなどが好きな人におすすめ。WARPED TOURに参加予定。

オフィシャルサイト：http://www.startinglinerock.com/

④Bedroom Talk

KANE HODDER

　　The Pleasure to Remain So Heartless

ジャンル分け不能なバンドのデビューアルバム。目まぐるしく変わる曲調はカオティック・ハードコア風ですが、妙にポップだったりします。ヴォーカルもTHE DARKNESSのように歌った直後に絶叫するなど、本当に予測できない展開で楽しめます。FAITH NO MOREなどの個性的なバンドが好きな人におすすめ。ちなみに、バンド名の由来は知りませんが、「13日の金曜日」のジェイソン役の俳優と同姓同名でした。

オフィシャルサイト：http://www.hodderrock.com/

ONE WAY LETTER

　　Where Everybody Knows Your Name

エモバンドのデビューアルバム。ヴォーカルは女性ですが、高音で歌う声で女性だと気付く感じで、普通のパートは男性ヴォーカルのバンドと大差ありません。全体的にヴォーカルに比重が置かれた作りのポップなエモという感じです。アップテンポの曲よりもスローな曲の方が魅力的。

オフィシャルサイト：http://www.onewayletter.com/